言の端


(言の端・・・言の葉じゃ無いんです。管理人の造語。文字通りの言葉の端々)
()の中は持ち帰っても持ち帰らなくても。
寧ろ()だけ持ち帰っても。


太陽のむこうがわ
(届きそうで届かない残り30センチ)
鉤裂き越しに目があった
(垂れた目尻が少し恐い)
かかふを纏った王子様
(それはただのヒト)
河漢を越えて会いに行く
(dive to you)
プリズム・プリズム
(魔法のコトバ)
君なりのプリンシプル
(僕には通用しない)
プリントアウトされた気持ち
(いっそエラーになってくれ)
君は僕に近付き過ぎた
(重なった影法師は離れない)
aの友情
(それはとってもそこはかとなく)
暴れ回る悍体細胞
(闇に惑う錐体細胞)
オムニバスってどんなバス?
(バカ、違うよ。オムライスの仲間!)
ピンクの空に飲み込まれる
(ずぶ濡れ御免!)
ありふれた定型文は魔法の始まり
(愛してる以外なんて言ったらいいのかしら、)
いちについて!
(きみがはにかんだ)
明日午前1時、xy平面上にて
(z軸はどうしたらいい?)
脇を擦り抜ける小さな弾丸
(そんなに急いでどこいくの)
罫線に綴った精一杯の告白
(月が綺麗ですね)
ブリリアントカットを君に誓おう
(だから今はフェイクで許して)
満月に 踵をかけて 宙返り
(もう青いだけの地球はこりごり!!)
スレ違いのすれ違い
(それはとても難しい)
工業的製法の恋愛だなんて!
(ちっとも刺激的じゃないわ)
暫定の表彰台
(未来ってご存知?)
存在する先は水層か、エーテル層か
(仲間に入ーれーてっ!、なんて)